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高徳 宏樹とのW酒井対決制す!フル出場で連敗ストップ貢献

[ 2013年12月8日 02:40 ]

ハノーバー戦の前半、競り合うシュツットガルトの酒井高(左)

 ブンデスリーガ第15節は7日、各地で行われ、日本代表DF酒井高徳が所属するシュツットガルトはホームで同代表DF酒井宏樹のハノーバーと対戦。オーストリア代表のMFハルニクが、先制点を含む1ゴール1アシストと活躍するなど4―2で勝利し、リーグ戦連敗を2で止めた。酒井高、酒井宏はともに右SBでフル出場した。

 シュツットガルトは、今季4得点6アシストのMFマクシムをベンチに置くなど、前節からメンバーを大幅に入れ替えた。第10節以来の先発起用となるMFハルニクをはじめ、酒井高も3戦ぶりの先発復帰となった。一方、ハノーバーで今季公式戦全試合で先発出場している酒井宏はこの試合でも先発起用された。

 試合はシュツットガルトが前半13分に先制。右サイドのFWベルナーからのクロスをMFハルニクが合わせネットを揺らした。しかし、同28分にハノーバーのFWソビエフに同点弾を許すと、その3分後にはDFサネにもゴールを決められあっさりと逆転されてしまった。

 それでも同33分には先制点を決めたMFハルニクが右からチャンスを作ると、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWイビセビッチが元同僚日本代表FW岡崎ばりの鮮やかなダイビングヘッドを披露。シュツットガルトが再び試合を振り出しに戻した。

 後半に入りペースを掴んだのはシュツットガルト。同7分にカウンターからMFトラオレが勝ち越し弾を決めると、同39分にはDFラウシュが追加点。2点差がつき意気消沈したハノーバーは反撃の意欲を失い、4―2のまま試合終了。酒井高は右SBでの起用だったため、酒井宏とのマッチアップは少なかったが先発起用に応え勝利に貢献。日本人対決を制し次節以降の先発奪取を大いにアピールした。

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