女子プロレスラー向後桃「やせてる人には体形のこと気軽に言う人多い」バセドウ病で体重減悩んだ過去回想

[ 2024年5月23日 18:30 ]

女子プロレス団体「スターダム」所属の向後桃(本人のインスタグラム momokohgoより)

 女子プロレス団体「STARDOM(スターダム)」に所属する向後桃(こうご・もも)が22日放送のTBSラジオ「荻上チキ・Session」に出演。持病での葛藤を振り返った。

 2016年に「ミス湘南コンテスト」でグランプリ受賞後、芸能活動を開始。テレビで見たプロレスに感銘を受け、19年4月にプロレスラーデビューを果たした。20年11月、自身のXでバセドウ病と膠原(こうげん)病であると公表していた。

 バセドー病の症状について動悸や息切れ、微熱のほか「脱毛もすごくて、肌も張りがなくなってガリガリ…」と辛い見た目の変化についても明かした。「つねにマラソンしてるような状態で、体温も高い。アドレナリンが出やすくて眠りも浅くなったり、代謝が上がりすぎて痩せてしまう」と語った。

 「ガリガリだよ」「もうちょっと太った方がいい」などと周囲の人に言われ、「痩せてる自覚があったので、辛かったです」と語った。 

 「自分のチョイスでなく病気でなった体形。ふくよかな方には体形のことを言いづらかったりするけど、痩せてる人には気軽に、初対面でも言ってくる人が多い」と指摘。体形に対する配慮に欠けた発言への実感を訴えていた。

 なお現在、バセドウ病は寛解していると自身のXで明かした。

 ◇バセドウ病 自己免疫疾患の一つ。全身の臓器に作用して代謝を司るなどの働きを持つ甲状腺ホルモンを過剰に産生する「甲状腺機能亢進症」の代表的な病気。20~30代の女性に多く、人口1000人あたり0・2~3・2人と報告されている。典型的な症状としては動悸、体重減少、指の震え、暑がり、汗かきなど。治療法は投薬療法、放射性ヨウ素内用療法、甲状腺摘除術の3つ。(日本内分泌学会サイトより)

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