テレ朝「徹子の部屋」で中尾彬さん追悼放送「中尾彬さんのご冥福をお祈りします」

[ 2024年5月23日 13:27 ]

中尾彬さん
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 16日に心不全のため81歳で死去した俳優の中尾彬(なかお・あきら)さんの訃報から一夜明けた24日、テレビ朝日「徹子の部屋」で「追悼・中尾彬さん」が放送された。

 「今日は緊急追悼 中尾彬さん」とテロップで伝え、1985年放送(当時42歳)から2018年放送(当時75歳)までに出演した過去の貴重な映像で中尾さんを偲んだ。エンディングではテロップで「中尾彬さんのご冥福をお祈りします」と追悼した。

 中尾さんは北野武監督の映画「アウトレイジ ビヨンド」や武内英樹監督の「翔んで埼玉」、テレビではドラマ「GTO」の教頭役など硬派からコミカルな役まで巧みに演じ分けた名バイプレーヤー。マフラーやスカーフを首元からひねって結ぶ「ねじねじ」もおなじみで、絵画や料理も玄人はだしの才人だった。

 最期をみとった妻で女優の池波志乃は「あまりに急で、変わらない顔で逝ってしまったので、まだ志乃~と呼ばれそうな気がします」と突然の別れに悲しみを募らせた。

 10年ほど前から終活を始めて人生の整理に着手していたが、親交のあったテレビ局関係者も「このところは持病もなく穏やかな日々を送っていた」と証言する中で訪れた突然の悲しみ。ゴールデンウイーク期間中にはCM撮影を行うなど5月初旬まで元気だっただけに、芸能界屈指のおしどり夫婦として知られた妻の池波のショックも大きい。

 事務所を通して「今年に入って足腰が悪く体力も落ちて、自宅でゆっくり休んでおりました。12月の旅行に向けて、頑張ってリハビリをしていたくらいでしたが、15日に容体が急変し、16日の夜中に自宅で私と2人の時に、とても穏やかに眠るように息を引き取りました」とコメント。最後は気丈に「中尾彬らしいね~と笑って送ってくだされば幸いです」と締めくくった。

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