真島茂樹さん襲った「虚血性心不全」予防法は? 医師「動脈硬化防ぐこと」「生活習慣気を付けて」

[ 2024年5月23日 14:35 ]

真島茂樹さん
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 医師の丸田佳奈氏が23日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、22日に77歳で死去した振付師の真島茂樹さんの死因「虚血性心不全」について解説した。

 「マツケンサンバ2」の振り付けなどで知られる真島さんは、亡くなる前日まで元気に仕事をしていたといい、25日には京都で開催される「マツケンサンバコンサート2024」にゲスト出演する予定だった。

 心不全について、丸田氏は「心臓というのは、ドックンドックンとポンプのように全身に血液を送り出して、酸素とか栄養をを送り渡している機能があるんですけど、それが失われることが心不全と言います」と説明した。

 その上で、虚血性という状況について「心臓はもちろん、血液がないと動けませんので、冠動脈とかが詰まってしまって、心筋梗塞とか狭心症なんか、狭くなってしまって、心臓へ血液が送られなくなって、栄養不足になって、心臓がポンプ機能を続けられなくなってしまう状態のことを虚血性と言います」と解説。「心筋梗塞とか、狭心症とかをイメージしていただくと分かりやすいと思います」と付け加えた。

 動脈硬化の進行から、突然発症する可能性があるという。「心筋梗塞なんかではそれまで症状がなくて、動脈硬化が進んでいるんですけど、ご自身は気づきませんので、突然、そこが詰まってしまって起こるというということがあります」と述べた。

 予防方法は生活習慣への気配りが近道だという。「動脈硬化を防ぐことが重要なので、高血圧とか脂質異常症といった生活習慣にならないこと。あとはストレスをためないとか、運動不足にならないとか、生活習慣に気を付けていくことが予防になります」と指摘した。

 真島さんは1947年3月22日生まれ、栃木県出身。高校卒業後の1972年に「日劇ダンシングチーム」に所属し、トップダンサーになった。1981年の日劇閉館後は、ダンス講師やミュージカルに出演し活躍。2004年、日本舞踊をベースに振り付けを行った「マツケンサンバ2」が大ヒットした。ダンサーの中でのメインパートも担当し、2021年の第72回NHK紅白歌合戦では、特別企画で披露された「マツケンサンバ2」の腰元ダンサーズの振り付けを担当し、自身も「腰元ダンサーズの一員」として紅白出演。また、美川憲一の「さそり座の女」スペシャルバージョンの振り付けも担当し、同じく紅白に出場していた。

 真島さんの“オネエキャラ”にも注目が集まり、バラエティー番組にも数多く出演。お茶の間に愛された。

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