橋本さとし 「本当に大尊敬する大俳優」告白 共に食事も 「ブラボー!」演技絶賛された理由はまさかの

[ 2024年5月23日 16:13 ]

橋本さとし

 俳優の橋本さとし(58)が23日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。影響を受けた俳優について語った。

 この日は「劇団☆新感線」時代に共に活動した女優の羽野晶紀と、ゲストに対する勝手なイメージについて語る「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場。「影響を受けた先輩、いるっぽい」とのイメージを振られると、「います」と「〇」の札を掲げてみせた。

 「影響を受けた先輩いっぱいいるんですけれども、その中でも山崎努さん。山崎努さんはもう影響を一方的に受けてる。本当に大尊敬する大俳優なんですけれども」と強調した。

 山崎との出会いについてはかつてミュージカル「レ・ミゼラブル」で主人公のジャン・バルジャン役をやった際、「帝国劇場の楽屋に終演後、楽屋の入り口の前から“ブラボー!ブラボー!”っていう凄い野太い声が聞こえて来たんですよ。“えっ?なんか怖い人来た?”ってそーっとのれん開けてみたら、そこに山崎努さんが立ってたんです」と回顧した。

 「面識もなかったんですけども、あり得ない人が目の前に立ってて、“はい?”って」すると山崎からは「実は客席で見てたんだけど、君のやったジャン・バルジャン、俺は大好きだよ」「共感をさせていただいた」との声をかけられたという。

 さらに「もうなんと言っても、最後まで寝なかったから」と言われたと言い、橋本は「もうありがとうございます」と大感激。「『レ・ミゼラブル』って歌しかないんです。歌で全部運ばれて行くから。途中で劇場で心地良くなってふわっとする瞬間はなきにしもあらずなんですけど、でも“寝なかったから。俺は寝なかったんだ”って」と喜んだ。

 その後は共に食事などをするようになったとし、ある日の食事では「君にこれをプレゼントしたいんだ」と1冊の本を手渡されたという。

 「これが山崎努さんがシェイクスピアの『リア王』っていう作品をやる時に、日記形式で全部自分の日常生活から、どういう気持ちでその役をやってきたかとかっていうのを、事細かに書かれた『俳優のノート』っていう。しかも直筆でサインまで頂いて」と明かすと、「これはいまだに僕のバイブルになってまして」「凄いよ、俳優はみな読んでいただきたい」と声を弾ませた。

 また橋本が大役を務めることになり緊張していると、山崎からは「緊張してていいんだよ。緊張すればするほどやっぱり高級な芝居ができる。綱渡りをしろ。綱は綱でも低いところに張る綱じゃなくて、高いところに張れと。命かけろ。高ければ高いほど、お客さんは高級なものを見るんだよ」とのアドバイスを送られたという。

 橋本は「いつも緊張してびびる時は、務さんのそのお言葉を肝に銘じて」いると語った。

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