西川のりおが提言 賞レースは数年に1度でいい「年に1組オモロイ奴なんか出ない」「事実売れない王者が」

[ 2024年5月23日 17:18 ]

西川のりお
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 漫才師の西川のりお(73)が23日、ABCラジオ「ますだおかだ増田のラジオハンター」に出演。同局テレビが放送する漫才賞レース「M-1グランプリ」などに、忖度なしの持論を展開した。

 18日に行われた結成16年以上の漫才師による賞レース「THE SECOND」の話に始まったものの、「ただね…M-1とか総じて…」と賞レース全般について論じ始めた。

 「僕が思うに、M-1獲ってものになる人間が最初は多かった。第1回が中川家、第2回がますだおかだ」と振り返りつつ、回を重ね「仕事がものになった者とならなかった者が事実、出てきてるんです」と分析。「だから賞はいっぺんどこかで打ち止めなあかんなという話を今日はぜひしたかったんです」と主張した。

 「オリンピックと一緒でね…4年に1回とか3年に1回とかでいい。その間にエネルギーが溜まりますから」と、開催間隔を空けることを提言。「1年に1組ずつオモロイ奴なんか出てきません。無理に選ぶことないんです」と訴えた。

 「事実、パンクブーブーは全然伸びてないじゃないですか」と、同事務所のM―1グランプリ2011王者を名指し。これにはますだおかだ・増田英彦があわてて「いやいや…M-1とTHE MANZAIと…」とフォローしたが、「ダメです!売れてません!僕ははっきり本人の前でも言ってます、売れてません!」と断言した。

 「佐藤君がNSCの講師やってるって聞いて、“君、人のこと教えてる場合か。君が俺から教えをこいなさい”と(言った)」と笑い、「売れないとダメです。賞獲った以上は飛躍しないと」と語った。

 「師匠は賞レース獲ってないんでしょ?それが強みですよね?」と増田に聞かれ、「獲ってません、強みですね。賞獲ったヤツが僕の出番の前に出てますからね。僕は無冠の帝王です。ざまあみやがれ!」とアピールしたが、「でも賞獲ったヤツが俺より下でどうするねんと言いたくなるのよ~」と心情を吐露していた。

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