NHK大阪放送局・根本拓也新局長が会見　「プロ野球はどこのファン？」と問われ…

NHK大阪放送局
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　NHK大阪放送局の根本拓也局長（61）は23日、大阪市内の同局で開かれた定例の局長会見に初めて出席。「関西で生活するのは初めてです」と就任あいさつした。

　NHK専務理事の林理恵局長が先月24日付で退任。根本理事が25日付で新局長に就任した。根本局長は茨城県出身。一橋大から87年にNHKに入局。経済が専門。報道局長、NHKグローバルメディアサービス代表取締役社長を歴任し、昨年4月に理事に就任した。

　大阪に初めて来たのは阪神淡路大震災の95年。「（地震発生から）1週間後、（大阪）南港からおにぎり持って船で神戸へ。あの様子を目のあたりにして人生観が変わったし、NHKの役割を強く思った」と振り返った。

　一方、「プロ野球はどこのファンか？」との質問には「一応、公共放送、公平公正を目指している」と言葉を濁して笑いを誘い「茨城県出身で、大山選手が郷土の誇りですので…」と阪神を臭わせながら「皆さんの思っている通りです」と語るにとどめた。