和田アキ子 4団体統一王者となった井上尚弥に「凄かった」と感動 ジムが空き巣に狙われたことには憤慨

[ 2022年12月17日 16:35 ]

歌手の和田アキ子
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 歌手の和田アキ子(72)が17日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)に生出演。13日にWBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)がWBO同級王者ポール・バトラー(34=英国)を破り、日本人初の4団体統一王者となったことについてコメントした。

 井上はWBA王座8度目、IBF王座6度目、WBC王座初防衛に成功するとともにWBO王座を獲得し、史上9人目、バンタム級では初の4団体王座統一に成功。試合は11ラウンドにコーナーに追い詰めた尚弥が猛ラッシュを見せると、ここまで耐えてきたバトラーがロープにしなだれかかりながら崩れ落ちた。そのままレフェリーが試合を止めて尚弥が4団体の王座を統一した。

 和田は「凄かったですね。私この時ブルーノートライブだったんで、見に行けませんでしたけど、聞いてびっくりして。11回(ラウンド)やったのーっていう。いつも1回か2回で終わっちゃうからさ。えーって言う」と驚きを口に。対戦相手が防戦一方だったことには「見ました見ました後で。相手も防戦の態勢を保っていられるだけでもやっぱり凄いです」とも語った。

 「凄いですよね。このコメントが良かったですね。やっぱり。“ここでこのまま引退っていうのが一番カッコいいんですけど、僕はまた違う景色を皆さんにお見せしたいと思います”っていうね。上の階級に上がってね」と和田。「なんかあの計量だって30グラム多かったんだって。30グラムってねえ。あんなのトイレか、ちょっとサウナ入れば。ねえ。大変ですよね。プロとはいえね」と感心した。

 また、アシスタントのフリーアナウンサー・垣花正が「一方で続報として全くボクシングとは関係ないんですけど、前回井上選手が王座統一戦に臨んだ際に、神奈川県内の自宅が空き巣被害に遭いましたね。今回は、気持ち悪いことに横浜にある所属ボクシングジムが空き巣に狙われていたということが分かったんだそうです。ジムはこの日試合のためお休みだったんですが、試合が行われていた時間にジムに設置された防犯ブザーが反応。非常階段から侵入を試みた人物がいるということで、今のところ窃盗被害は確認されていないんですが、明らかに試合中の留守を狙ったものとみられています」と伝えた。

 和田は「前回の自宅の時も言ったけどね、やっぱり日本をしょって戦ってるんですよ。その人のいない間にね、本人が死に物狂いで戦っている時に、何か取るっていうね。これは外国でも日本で例えばサッカーでもゴミを拾ったりしてね、慎ましくお行儀いいって言ってるのに、普通じゃん。普通になっちゃったよね日本の国も。外国は怖いとかばっかり言ってられないよね」と憤慨した。

 「なんでその、感情的にね。困って、昔はね、一杯のかけそばとかね、食べられないお母さんと子供が一緒に一杯で分けて食べたとか、いい話とかあるじゃないですか」と和田。「それとか例えばですよ、私今ワンコイン食堂っていうね、そういうところにも実はちょっと寄付してるんですよ。えっ?500円でお母さんも子供も食べれるみたいなね。子供が主なんですけど。そういう優しさを持っていったりね。その食堂が、ヒロミがやってた(番組)『(ヒューマングルメンタリー)オモウマ(い店)』じゃないけど、その人たちが全国の寄付と、子供たちを思う気持ちで運営されてるっておっしゃってたの前ね。そういう気持ちを持っている人もいる中で、なんでその人が戦ってるね時に忍び込むかって」と続けた。

 「恐ろしいのは、相手が強いって分かってんのに、ジムもね、誰かいたらっていう。だから良く知ってる人なのかね。全く知らない人なのかなあ」と首を傾げた。「自分の代わりって言ったら変だけど、日本しょって立ってくれてんだから応援してあげてほしいのに、嫌ですよね。私個人の意見ですけど、優しい人もいっぱいおんなに、言葉悪いけど、そんなやつもいんのかよ、恥ずかしいって感じ。なんかね。やめてちょうだい、そういう職業の人、本当に」と語った。

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