M-1ファイナリスト タイタンが2組残った理由 ウエストランド井口「爆笑問題さんが…」

[ 2022年12月17日 17:45 ]

ウエストランドの井口浩之(左)と河本太
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 年に一度の漫才頂上決戦「M-1グランプリ」の決勝が18日に行われる。

 今大会は過去最多となる7261組から勝ち上がったファイナリスト9組の中に、爆笑問題が所属する芸能事務所「タイタン」の「ウエストランド」と「キュウ」が残ったことでも注目を集めている。

 「ウエストランド」は2020年以来、2度目の決勝進出。「キュウ」は初。吉本以外の事務所から2組が決勝に進んだのは2002年、松竹芸能所属の「ますだおかだ」「アメリカザリガニ」以来で、関東の芸能事務所では初めてだ。

 「ウエストランド」の井口浩之(39)は「タイタンで今年6組エントリーして2組が決勝ってすごいこと」とし、その大きな要因として「2カ月に1度、事務所主催のタイタンライブがあって、爆笑問題さんが新ネタをやっている。だから、僕らもやるしかない。爆笑問題さんがやり続けているので」と事務所の環境を挙げた。

 タイタンライブは1996年から開催。東京・東銀座の時事通信ホールでのライブの模様は「爆笑問題 with タイタンシネマライブ」として東京・TOHOシネマズ日比谷など全国の映画館で生中継され、多くのファンが集っている。「ウエストランド」はこのほかに毎月新ネタを2本ずつ披露するライブ「漫才工房」を「ストレッチーズ」や「ママタルト」らと行っており 、井口は「それもM-1の結果につながったのかなと思いますね」と話している。

 2年前の決勝では9位。優勝は「マヂカルラブリー」だった。先輩の背中を追い、地道に新ネタをやり続け、つかんだ2度目の晴れ舞台。井口は「今回、もちろん優勝は狙ってますけど、M-1の決勝に出て、その後、どう活躍していくかだと思うので、決勝の場でウケたいです」と気合を込めている。

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2022年12月17日のニュース