明石家さんま 出演番組の台本ほぼ読まず「アクシデント起こしたい」 知られざる事実には赤面

[ 2022年12月17日 20:53 ]

明石家さんま
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 お笑いタレント明石家さんま(67)が、17日放送のNHK「第12回明石家紅白!」(後7・30)に出演し、司会業にまつわる極意を語った。

 長年、数々のテレビ番組で司会を務めてきているさんまは、ゲストのミュージカル俳優・井上芳雄から共演時の出来事を暴露された。「さんまさんから“あなたは今日からこの番組の司会です”って言われたことがあって。その時に一瞬、“井上君、司会やってごらんよ”って」。さんまの冗談だったというが、井上は「パニックしてるから、本当にしなきゃと思って。司会の台に立ってぱっと見たら、何も置いてないんですよ。やらなきゃと思って、“台本は?台本は?”ってやってたら、(さんまから)“そんなもん、ないよ”みたいに言われて」と、冷や汗ものの瞬間を振り返った。

 井上が「後で聞いたら、さんまさん、台本まったく見ない」と打ち明けると、さんまも「全部…ほとんど(見ない)」と認めた。

 その理由を問われると、さんまは「きちっとした司会はもう皆さん、飽きてらっしゃるだろうとか、アクシデントをちょっとでもええから、微妙なアクシデントを起こしたいというのがありました」と説明した。台本通り進行する司会は既に前の世代の先輩がやっていたため、「違う方向に行くには打ち合わせなしでドンという時代に(していった)」と、アドリブを取り入れた自らの司会スタイルを開拓していったという。

 井上はさらに、さんまと台本にまつわる知られざる事実を告白。「ずっとやっているプロデューサーさんにあっては、答え合わせみたいになってて。“さんまさんがこう言うだろう”という台本を作って、(さんまは)読まないじゃないですか?読まないさんまさんが同じことを言ったら、(プロデューサーが)“よっしゃ!”って。何の遊びなんだと」。するとさんまは「いやいや…」と顔を真っ赤にして笑っていた。

 その後も司会業のコツをしゃべりまくったさんま。しかし「全部は見せないよ。お前らパクるから。盗まれたら俺、終わりやからな」と余裕の笑みを浮かべていた。

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2022年12月17日のニュース