NHKスペシャル「松本清張と帝銀事件」要潤「いつか解決されるという希望を」

[ 2022年12月17日 05:04 ]

NHKスペシャル「松本清張と帝銀事件」のドラマパートに出演する要潤(左)と大沢たかお

 NHKスペシャル「松本清張と帝銀事件」(29、30日後9・00)が2夜連続で放送される。“戦後最大のミステリー”と呼ばれた「帝銀事件」を扱う作品で、29日がドラマ、30日がドキュメンタリーとなる。

 ドラマで、事件を追った作家・松本清張氏を熱演するのが大沢たかお(54)。その“相棒”となったのが、当時の文芸春秋社編集長の田川博一氏を演じた要潤(41)だ。制作統括の松本卓臣氏は「当時分からなかった事件の輪郭を、ドラマという形で表現してもらった」と力を込めた。

 要は「まだ解決されていない事件があることに絶望した。いつか解決されるという希望を視聴者に見いだしてもらいたい」とドラマの意義を強調した。自身の役柄については「縁の下の力持ち。松本清張の才能を世の中に知らせる使命があったはず」と思いを込めた。

 松本氏は「松本清張が解き明かせなかった謎に迫ることができた自信がある。ドラマも素晴らしいが、翌日のドキュメンタリーも負けていない」と期待感をあおった。

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2022年12月17日のニュース