鳥谷敬氏 阪神時代の契約更改の内幕語る「3回交渉して上がった」金額に、かまいたちも興奮

[ 2022年12月17日 12:56 ]

鳥谷敬氏
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 元プロ野球選手・鳥谷敬氏(41)が16日深夜放送のMBSテレビ「かまいたちの知らんけど」に出演。阪神タイガース時代の契約更改の内幕を語った。

 山内健司から「年俸交渉のことが聞きたい」と言われ、濱家隆一には「基本的に提示された額から上がることはないですか?」と問われた。「上がります。2年目のシーズン、2005年に阪神が優勝して、レギュラーに初めてなって(自身は)全試合出て。まだ年俸1000~1500万円ぐらいの時でしたけど、3回交渉して、提示されたよりも700万ぐらい上がりました」と明かし、かまいたちの2人は「うお~っ!上がるんですね」と興奮した。

 24歳の青年が、50代の大人2人を前に金額交渉。「そこは駆け引き。自分で勝手に見合ってないと思ってたので普通に“無理です”と。2回目も1回目と同じ金額だったので、同じように帰った」と平然と振り返った。「3回目は500万ぐらい上がってて、これ以上無理だと。でも、(自身の希望と)幅があったので、間を取って最終的には700万アップになった」と語り、濱家は「すごいなあ…リアルな話はオモロイなあ」と聞き入った。

 翌年以降の交渉で一発サインをしにくくなるのでは、という山内の問いにはうなづき、「何回も交渉して上がった経験がある人は、(最初の提示金額は)“絶対低くしてんだな”って思う」と話した。ただ、「ダメになったときにスパッといかれますね。野球って成績出てるじゃないですか。交渉して思い切り頑張って年俸上げて、次の年成績落ちたら、思い切って下げられます」と、プロの世界のシビアさも語っていた。

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2022年12月17日のニュース