松岡修造氏 「松岡ネガ造」「松岡諦める造」だった過去を語り「大事な時に諦めたら習慣になる」

[ 2022年12月17日 11:11 ]

松岡修造
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 スポーツキャスターの松岡修造氏(55)が17日放送のNHK・Eテレ「ワルイコあつまれ」(前10・15)にゲスト出演。応援することの楽しさを力説した。自身の性格について語った。

 松岡は香取慎吾や子供たちが記者となって質問する「子ども会見」に登場。自身について「僕は“松岡ネガ造”なんです。今でも99%近くネガティブ」と語った。その上で「ジュニア合宿でもネガティブな人の気持ちがすごく分かるから、教えるのに向いてる」と指導者向きと自己分析し「(子どもたちの)心の声に向いて、何がネガティブで、どうすればポジティブに向かえるか一緒に考えていける」と力説。アスリートを全力応援する現在の姿からは想像も付かない一面を明かした。

 また、子どもの頃は「松岡諦める造」だったとも振り返り「小、中学校の時、相手がめちゃくちゃ強かったり、相手が僕より弱くても負けそうになったら一生懸命やらないタイプだった。諦めていた。逃げてた」と回想。そんな性格を見抜かれ、ある時、コーチに「修造、このまま諦めちゃ、あなたの人生終わるわよ」と言われたことをきっかけに、諦めない思考に転換。「(テニスを指導する)ジュニアたちに言ってるのは“諦めないってことを諦めるな”って。ポイントは苦しい時、壁にぶつかった時、諦めそうになるじゃん?私、無理って思ったりするでしょ。“諦めるな”って言い続けたら絶対諦めない」と子どもたちに熱く訴えた。

 そして人が諦めてしまう心理として「一度、大事な時に諦めたら習慣になるんです。どんな小さなことでも出来る限り諦めない力が身につけば習慣になってくる。それを大事にした方がいい」と諦めない力を習慣化することが大事と力説した。

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2022年12月17日のニュース