松岡修造氏「本当の意味での才能は…」錦織圭のすごさを力説も大事なのは「人と比べないこと」

[ 2022年12月17日 11:23 ]

松岡修造
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 スポーツキャスターの松岡修造氏(55)が17日放送のNHK・Eテレ「ワルイコあつまれ」(前10・15)にゲスト出演。男子テニス・錦織圭(32)のすごさを力説した。

 松岡は香取慎吾や子供たちが記者となって質問する「子ども会見」に登場。子ども記者から「錦織圭選手を育てたコーチとして有名ですが、錦織選手と修造さん、どっちがすごいんですか?」と尋ねられた。

 すると、松岡は「錦織圭選手と僕を比べちゃいけない。失礼すぎる!ぐらい差があるんです」と圧倒的に錦織の方がすごいと目を見開いて答えた。初めて松岡が錦織を見たのは、小学5年生だったそうで「合宿に来たわけ。背が小さくて、ひょろっとしてて力が全然ないな」という印象を持ったと明かした。ただ、ドロップショットを打つ姿やワンバウンドで打ち返すだろうと思っていた球をノーバウンドで返す姿など「全部教えてもらっちゃった。師匠さんです」と背格好からは想像も付かない技術を持っていたとした。そして「これは彼が持ってる才能。本当の意味での才能はロジャー・フェデラーって伝説の人と錦織選手、二人しかいないと思ってる」と称賛した。

 ただ、松岡は「僕が言いたいのは、スポーツで才能があっていいなって人いるじゃない?でもその人と比べないってこと。比べたって仕方ない。じゃあ、その人が持ってない自分の才能ってなんだ?繰り返しできる力だぞ、夢に向かう、思いの力だぞっていろんな才能がある」と人と比べず自身の才能を認めて成長することが大事と子どもたちに語りかけた。

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2022年12月17日のニュース