武井壮 W杯ごみ拾い活動批判に異議 舛添氏の「業者が失業」に「そんな社会じゃないから、もう」

[ 2022年11月28日 21:30 ]

武井壮
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 タレント武井壮(49)が28日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後8・30)に生出演し、サッカーFIFAワールドカップ(W杯)の試合会場での日本サポーターのゴミ拾い活動を巡る賛否の声に私見を語った。

 サポーターらが試合後、スタジアム内のゴミを自主的に拾う行為が取り上げられ、多くの称賛の声が上がっている。一方で、国際政治学者の舛添要一氏は自身のツイッターで、「身分制社会などでは、分業が徹底しており、観客が掃除まですると、清掃を業にしている人が失業してしまう」とし「文化や社会構成の違いから来る価値観の相違にも注意したい。日本文明だけが世界ではない」と、手放しでの称賛を避けた。

 舛添氏の意見に対し、武井は「そんな社会じゃないから、もう」とつぶやいた。ごみ拾い活動については、「僕は全然いいと思ってるんですよ」と賛成の立場だという。「僕もトイレに行ったら、なるべく使う前よりきれいにふいて帰ったりするようにしている。そういった姿を素晴らしいねと言ってもらったこともあって。褒められることがうれしくてやってるのではなくて、自分の人生の中で、世の中に対してゼロよりプラス1の方がいいと思ってやっているだけ」と、自身の心がけを口にしつつ語った。

 また大王製紙前会長の実業家・井川意高氏も、「日本人の劣化が口惜しいんです。ゴミ拾い褒められて喜ぶ奴隷根性に大和民族が成り果てたことに憤ってるのです」とツイート。“奴隷根性”という強い言葉を使って疑問を口にした。武井は「これを奴隷根性と思う人の方が、逆にコンプレックスがあるのかな?と逆に感じちゃいましたね」と首をかしげていた。

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2022年11月28日のニュース