「鎌倉殿の13人」次回予告“頼朝気取り”の義時 今度は野心再燃の実衣を断罪…「首をはねる」

[ 2022年11月28日 06:00 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第46話。北条義時(小栗旬・中央)(C)NHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は12月4日、第46話が放送される。

 <※以下、ネタバレ有>

 稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。物語は、江戸幕府まで続く強固な武家政権樹立を決定づけた義時と朝廷の決戦「承久の乱」へと向かう。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は大河出演8作目にして初主演に挑んだ。

 第46話は「将軍になった女」。新たな鎌倉殿を迎えようと朝廷に伺いを立てる北条義時(小栗)や大江広元(栗原英雄)。実衣(宮澤エマ)が野心を燃やし、三浦義村(山本耕史)が糸を引く中、鎌倉への不信感をさらに高めた後鳥羽上皇(尾上松也)は藤原兼子(シルビア・グラブ)慈円(山寺宏一)と共に今後を見据え、鎌倉への圧力を強める。一方、北条家。思い悩む北条泰時(坂口健太郎)をよそに、のえ(菊地凛子)が愛息・北条政村(新原泰佑)を…という展開。

 公式サイトの次回予告。「実衣を断罪」のテロップ。政子の「実衣をどうするつもりですか」に、義時は「首をはねる」。実衣の左目から一筋の涙がこぼれる…。

 第45話「八幡宮の階段」(11月27日)、3代鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)の後継者として、頼仁親王を鎌倉に迎えるか否か。義時と後鳥羽上皇の駆け引きが始まる中、源氏の嫡流は愛息・阿野時元(森優作)ただ一人に。実衣は「ここが正念場ですよ」「必ず鎌倉殿にしてみせます。この母に任せておきなさい」と再び野心を燃やしてしまった。

 鶴岡八幡宮で執り行われた実朝の右大臣拝賀式。公暁(寛一郎)が自分と間違えて源仲章(生田斗真)を斬り、義時は命拾い。源頼朝(大泉洋)のように天に守られた。

 公暁を焚きつけた義村は「おまえのことを考えたら、嫌になったんだよ。今のおまえは、力にしがみついて恨みを集め、怯え切ってる。そんな姿を見ていて、誰が取って代わろうと思う」「頼朝気取りか。言っとくが、これで鎌倉はガタガタだ。せいぜい、馬から落ちないように気をつけるんだな」、1人で仏像を彫るよう要求された運慶(相島一之)は「変わったなあ」「迷いのない顔。つまらん顔だ」と指摘。“修羅の道”を突き進む義時を待つのは…。

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