前園真聖 勝ちか引き分け狙いか…意図見えぬコスタリカ戦「選手の間でも戸惑いがあったんじゃ」

[ 2022年11月28日 16:55 ]

元サッカー日本代表の前園真聖
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 サッカーの元日本代表MFで、タレントの前園真聖(49)が28日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)に生出演し、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグE組で、コスタリカに敗れた日本の敗因を分析した。

 日本はコスタリカに後半、ゴールを許し0―1で敗北。ドイツ戦の金星から一転、決勝トーナメント進出へ厳しい状況となった。前園は「しょうがないですけどね。勝てた試合でもあったと思います」とし、勝敗を分けた部分について解説した。

 初戦を落として後がないコスタリカは、前半から5バックにするなど、守備的な戦術を展開。そんな相手を前にした日本の戦い方について、前園は「押し込んで相手の陣地にいる時に、ボールのパスのスピードもちょっと上がらない。ゆっくりパス回しをしている。相手が守備に来ているけど、難しいところ、そこに切り込んでいく選手もいない」と、疑問を呈した。

 コスタリカが後半36分に均衡を破るまで、両チームとも長く無得点が続いた試合。前園には、日本が勝って勝ち点3を狙うか、引き分け狙いなのか、明確に見えないように映ったという。「何かこれ、勝ち点3を取りに行っているのかな?引き分けでももしかしたらいいんじゃないかな?というような戦い方」とし、「意思統一とか、選手の間でも少し悩んでいた、戸惑いがあったんじゃないかなと思いましたね」と振り返った。

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2022年11月28日のニュース