野村修也氏「本当に濃い関係があったのはどこか、分析を」 旧統一教会を巡る政治家の問題に持論

[ 2022年8月2日 16:51 ]

野村修也氏
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 弁護士の野村修也氏が2日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜1・55)に生出演。閣僚を含む自民党議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係が取り沙汰されていることについて持論を語った。

 野村氏は旧統一教会について、「明確な意志を持って、政治に入り込もうとしている。反社会的な活動をしている団体が批判されて、解散命令されたりとか、そういうことがないようにするためには、味方になってもらえそうな先生を探して、そこに入り込んでいくっていうのは、自然な成り行きだったと思う」と口に。その上で、旧統一教会から接触された政治家の対応について、「それをちゃんと見抜いて、関係を持たないっていうふうにしなきゃいけなかったわけですね。それを脇の甘さから、頼まれて祝電は何でも打っちゃいます、挨拶しちゃいます…」と批判した。

 また、野村氏は政治家と旧統一教会を巡る関係の調査について、「行為を明確に、批判対象を絞っていく必要があると思う」と指摘する。「選挙協力をお願いしたり、票をお願いしたりとかってなると、電報を打つのとは大分レベルが違いますよね。そのレベルのことは誰がやっていたのか。その次の段階で関係性を持っていたのかどうかということを、厳しい分析していかなきゃいけないっていう局面だと思う」と主張。その理由については、「ちょっと関係があった人たちまで全部入れてバンバン(調査を)やっていくと、結局(全体として)薄まっちゃうから“大した関係じゃなかったんじゃないか”ってことになってしまう可能性がある。だから本当に濃い関係があったのはどこだったのか、きちっと分析して、問題の焦点を合わせていかないといけない」と語った。

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2022年8月2日のニュース