ハライチ岩井 澤部との出演格差「最初は嫉妬心」も前向き変換できたワケ「ほっとした」

[ 2022年8月2日 12:31 ]

「ハライチ」岩井勇気
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 お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気(35)が、1日放送のテレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン」(月曜後11・45)にゲスト出演し、相方・澤部佑(36)への思いを語った。

 幼稚園からの幼なじみ澤部と05年にコンビを結成すると、09年にM-1グランプリ決勝大会に出場するなど、早くからブレーク。しかし、MCなど表舞台で才能を発揮していく澤部とは対照的に、コントの台本作りなどクリエーティブな作業を得意とするのが岩井。テレビ番組の露出の差はどんどん開いていった。

 それが決定的になったのが12年。フジテレビ系「笑っていいとも!」の曜日レギュラーに、澤部だけが起用された。岩井は「『いいとも!』が俺をじゃない方芸人だって確立させたから、ふざけんな!とは思っていましたけど」と、当時の心境を告白した。

 自分だけテレビ出演が増えていく様子を、澤部は冷静に振り返る間もなく多忙だったという。VTRでは「俺が1人で出させてもらうことが多くて、あんまり考えてなかったですもん。いっぱいいっぱいでしたしね。自分のことで」と心境を吐露した。

 それでも、岩井に背中を押された出来事があったという。「1回“岩井、(コンビ)格差をどう思ってるの?”って聞くというドッキリがあったんですけど、“突っ走った方がいいと思うよな”って言ったんですよ。その言葉を聞いてから、というわけじゃないんですけど、とにかく突っ走るのみだという」。さらに「そうすれば岩井は自然といるだろう、隣には…という気持ちでした」と、岩井への思いをにじませた。

 一方、岩井は「最初は嫉妬心があった」と打ち明けつつも、「ほっとした」という思いもあったいう。「澤部が出ている番組を見るたびに“自分にはできないし、これを自分がやらされていると、凄くストレスなんだろうな”と思っていた」。自分の苦手分野を、澤部が体を張ってくれていると、ポジティブに考えを転換したという。

 漫才のネタは、今も岩井が書いている。澤部は「ネタは書き続けていただきたいのと、結婚したら教えてください、というくらいですね。お祝いはしてあげたいですよ」とリクエスト。岩井は「自分の楽しいと思うことだけをやり続けたい。漫才はいつまでやっていても飽きないし楽しい。漫才をやり続けると思う」と決意を明かした。

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2022年8月2日のニュース