「ちむどんどん」権田の?嫌がらせ 暢子、重子に“いつも通りの自信作”も台無し 毅然房子にネット喝采も

[ 2022年8月2日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第82話。重子(鈴木保奈美・右)は暢子(黒島結菜)に「品のないお店には、品のないお客が出入りするの」(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は2日、第82話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第82話は、1978年(昭和53年)8月、結婚を決めた暢子(黒島)と和彦(宮沢氷魚)。「アッラ・フォンターナ」に突然現れた矢作(井之脇海)が現金や権利証を持ち去った。そして、権田(利重剛)という男が権利証を持って現れ、1000万円で買い取るよう要求。そんな中、暢子は和彦の母・重子(鈴木保奈美)に自分たちの結婚に賛成してもらうため、フォンターナに招待し…という展開。

 房子は「実印や印鑑証明書もなく、どうするんですか」と拒否。権田は自分の会社が扱う絵画と観葉植物と置くよう“みかじめ料”を要求。房子は毅然と断った。

 翌日、重子と和彦が来店。房子と暢子が接客した。

 重子は「ペペローネ リ ピエーノ」に舌鼓。房子が沖縄県人会と絶縁したことなども調査済みだったが、房子は「昔のことを隠すつもりも、恥じることもありません。どうぞ気の済むまで、お調べになってください」などと対応した。

 「お手並み拝見ね」などと言う重子に、暢子は「いつも通りです。オーナーに言われました。いつも通りの自分を信じろと。18の時に料理人になりたくて、やんばるから出てきました。村には外食できるお店は1軒もなくて、沖縄ではレストランに行ったことは一度しかありませんでした。フォンターナに来てから、1日も欠かさず料理だけはしてきました。その自分を信じなさいと。亡くなった父が言っていたんです。大好きな人と美味しいものを食べると、世界中の誰でも笑顔になるって。お客さまの笑顔のために作った、いつも通りのフォンターナの料理です。ごゆっくりお召し上がりください」と語った。

 そこへ男性客がトイレの壁から突き出た釘が上着の右袖に引っ掛かって破れたと“言い掛かり”。権田の手の者か。店内は騒ぎとなり、食事を楽しんでいた客が次々に席を立つ。重子も「類は友を呼ぶ。品のないお店には、品のないお客が出入りするの」と立ち去った。

 フォンターナ、そして暢子の結婚はどうなる?

 SNS上には「房子さん、カッコイイな」「オーナーの返し、素晴らしい」「オーナーが一枚上手」などの声も上がった。

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