「ちむどんどん」和彦「やっと分かった」愛ちゃん相談も視線の先は…あまゆ店主“裏目”智と角力、勝者は?

[ 2022年7月13日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第68話。いきなり1回戦で激突する智(前田公輝・左)と和彦(宮沢氷魚)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は13日、第68話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第68話は、暢子(黒島)と房子(原田美枝子)は「アッラ・フォンターナ」を再訪した西郷父娘(高木渉、新井美羽)の新しい門出の様子を肴に、酒を酌み交わした。そして、暢子は自分の店を持ちたい気持ちがあることに気づく。そんな中、鶴見沖縄県人会の遠足が行われる。暢子と和歌子(駒井蓮)は弁当を作り、参加者を応援。「沖縄角力大会」に並々ならぬ意欲なのが智(前田公輝)。その理由は…という展開。

 今回は「魚とゴーヤーのてんぷら弁当」。

 賢秀(竜星涼)は角力大会に優勝し、和歌子にプロポーズすると宣言。久々に「マグネット・オーロラスーパーバンド一番星」を頭に装着した。

 1978年(昭和53年)8月13日(日)、横羽海岸。愛(飯豊まりえ)も和彦(宮沢氷魚)に話があると姿を現した。

 1回戦、和彦はいきなり2連覇中の智との対戦が決まった。

 愛は暢子と弁当を堪能。「暢子ちゃんのおかげで、自分が本当は何をやりたくて、何にちむどんどんするか、ハッキリ分かった。私はきっと、あの日、4人で過ごした時間を一生忘れない」と感謝した。

 智は三郎(片岡鶴太郎)と順次(志ぃさー)に「今日、優勝したら、暢子にプロポーズします。内緒でお願いします。プロポーズはサプライズでやりたいから」と宣言。和彦が取材用の写真を撮っていると、順次は智のプロポーズの件を漏らしてしまう。和彦の表情が曇った。

 愛が三郎に「和彦、見ました?」と尋ねると、順次は愛にも智のプロポーズの件を漏らしてしまう。三郎は「おまえは本当に口の固い、約束の守れる男だな」と順次を皮肉った。

 和彦は「やっぱりうまいよ、暢子の料理。今まで食べた天ぷらの中で、一番おいしい」と笑顔。「やったー。じゃあ、頑張ってね」とその場を後にした暢子は一人、「あきらめたんだから」――。

 愛「実は、相談があるんだけど。昨日、田良島さん(山中崇)に呼ばれて…」

 和彦「やっと分かった(視線の先には暢子)。聞いてほしい。僕たちの結婚のことだけど…。僕はやっぱり…」

 智が「次、オレたちだ」と和彦を呼びに来る。

 沖縄角力は先に背中がついた方の負け。1回戦。順次の言動が“裏目”となり、和彦が健闘。2人は同時に倒れ込んだ。勝敗、そして恋の行方は…。次回第69話(14日)の展開が注目される。

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