「どうする家康」信長妹・お市の方は北川景子!兄・岡田准一と初共演 足すくんだカリスマ性「私も強く」

[ 2022年7月13日 12:01 ]

来年2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」でお市の方役を演じる北川景子。大河出演は5年ぶり2度目となる
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 女優の北川景子(35)が来年2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)に織田信長の妹・お市の方役でレギュラー出演することが13日、番組公式ツイッターで発表された。大河出演は天璋院篤姫役を好演した18年「西郷どん」以来、5年ぶり2度目。信長役の俳優・元V6岡田准一(41)とは初共演。既にクランクインしている北川は「まだ2日ほどですが、初めてお会いしたリハーサルでは岡田さんが演じられる信長の凄みに圧倒されました」と印象を明かした。

 希代のストーリーテラー・古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」「コンフィデンスマンJP」などのヒット作を生んだ古沢氏は大河脚本に初挑戦。松本は大河初出演にして初主演となる。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。

 北川が演じるお市の方は、信長・豊臣秀吉(ムロツヨシ)・家康をつなぐ運命の女。織田と徳川が盟約を結ぶのを機に、家康と数奇な運命を共にすることになる。近江・浅井家に嫁ぐものの、兄・信長によって乱世の渦に巻き込まれる。そして彼女が生んだ3人娘もまた、家康の生涯に大きく関わることになる。

 役について、北川は「戦国の乱世で家系の存続のため、家族を守るため、自分の命を全うした人物です。家のためとか家系のためと言うと、そこには自分の意志とか尊厳がないように聞こえますが、私はそうではなかったと思っています。戦国に生きた武将、そして、その家族たちにとって家系の存続は何よりも重要なことであり、そのために自分がどう役に立てるのか、ということをお市の方は常に考えていて、その生き方に誇りを持っていたと思います。何のために生きて、どんな死に方をするか。冷静に判断できる聡明さと、強さ、家族に対する愛、家の誇りを表現していきたいです」と意気込み。

 岡田については「まだ2日ほどですが、初めてお会いしたリハーサルでは岡田さんが演じられる信長の凄みに圧倒されました。セリフ、言わなきゃ、と思えば思うほど喉が締まって足がすくむ状態でした。強くて、怖くて、周りが自然と平伏してしまう、カリスマ的な信長でした」と早くも絶賛。負けじと「妹なので、私も強くいきます」と決意を新たにした。

 「ムロさん。リハの時にお話しできて、楽しかったです。ご一緒のシーンがあるのかどうか…。(鳥居元忠役の)音尾(琢真)さん、(本多忠勝役の)山田(裕貴)さんともしっかりご一緒するのは初ですが、お稽古でもご一緒して、初日の撮影もご一緒して、お二人がいらっしゃると心が和みます」

 「天下一の美人」とも言われるお市の方。大河においては、1965年「太閤記」で岸惠子、81年「おんな太閤記」で夏目雅子、83年「徳川家康」で眞野あずさ、92年「信長 KING OF ZIPANGU」で鷲尾いさ子、96年「秀吉」で頼近美津子、03年「利家とまつ~加賀百万石物語~」で田中美里、07年「功名が辻」で大地真央、11年「江~姫たちの戦国~」で鈴木保奈美、14年「軍師官兵衛」で内田恭子、20年「麒麟がくる」で井本彩花らが演じた。

 当時パリ在住の岸は数日間だけ来日し、登場3話分の全シーンを撮影。鈴木は12年ぶりの女優復帰作として話題を呼んだ。頼近は元NHKアナウンサー。

 北川による新たなお市の方に期待が高まる。

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2022年7月13日のニュース