イーグルスの手書きの歌詞を売ろうとした3人が起訴される 価値は100万ドル以上

[ 2022年7月13日 09:17 ]

イーグルスの手書きの歌詞を盗品と知りながら売却しようとして起訴された3人の被告人(AP)
Photo By AP

 米ニューヨークの検察当局は12日、米国を代表する人気バンド「イーグルス」の代表曲でもある「ホテル・カルフォルニア(1976年)」の手書きの歌詞を、盗品と知りながらオークション会社などに売却しようとした3人を起訴した。

 AP通信が伝えているもので、歌詞はドラム&ボーカルのドン・ヘンリー(76)が記したもの。起訴状によれば1970年代末にバンドの自伝を書いた著者が“原本”を盗み、その後、イーグルスのコンサートの際に控室で発見されたとされている。

 起訴されたのはグレン・ホロウィッツ被告人ら3人。2012年から17年の間に売却しようとしたのは「ホテル・カリフォルニア」以外に「駆け足の人生(LIFE IN THE FAST LANE)や「ニュー・キッド・イン・タウン」の手書きの歌詞も含まれており、その価値は100万ドル(約1億3700万円)以上とされている。

 なおイーグルス側は盗品ビジネスの実態を暴いた検察当局の判断に謝意を示しているが、弁護側は無実を主張している。

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2022年7月13日のニュース