ゆず・北川「ボッコボコにされて」 あの大物との共演で衝撃「ウサギが虎の小屋に入ったみたいな」

[ 2022年6月10日 21:44 ]

「ゆず」北川悠仁
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 男性デュオ「ゆず」の北川悠仁(45)が10日放送のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・57)に出演。シンガー・ソングライター、小田和正(74)との共演で「ボッコボコにされた」という過去を語った。

 デビューシングル「夏色」がヒットするなど、若くして人気を得た彼ら。「デビュー8年目」のころ、小田が出演するTBS音楽番組「クリスマスの約束」にゲストとして招かれた。北川は「小田さんとお会いして、ボッコボコにされて。ウサギが虎の小屋に入ったみたいな。小田さんが虎だとして、“おう、よく来たな”って言っているんだけど、ぎぎぎー(爪でひっかく音)ってやられたみたいな」と、衝撃を受けたことを振り返った。

 同番組で、小田とのコラボレーション曲を作ることになったという。そこで待っていたのは、強烈なダメ出しだった。「北川、お前ここを何で伸ばすんだよ、歌を。ここは伸ばしちゃダメなんだ」。北川はその言葉に心動かされたとし、「僕らは感覚で(音楽をして)きていたのに、小田さんは設計図があるんですよね」と表現した。「ゆず」の岩沢厚治も「若さゆえの勢いでやってこれた我々に、鉄槌を…」と話した。

 小田の助言は「腑に落ちました」と北川。教わったのは「歌が下手とか上手いとかそういう話じゃなくて。これが音楽としてどういう意図を持って作っているのかっていうこと」だった。「もちろん小田さんは超優しい」と付け加え、「優しいっていうのは普通、言いたくないじゃないですか。自分の秘伝のタレみたいなものを、普通は渡さないじゃないですか。(小田は)全部手の内を見せてくれるんですよ」と、懐の広さに感謝した。さらに「24時までレコーディングして、次の日昼の12時くらいに行くと(小田は)誰よりも予習して、“昨日のあれだけど、ここをこうしたほうがいい”とか言ってくれて」と、その姿勢にも感嘆していた。

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2022年6月10日のニュース