フジ解説委員・風間晋氏 スシロー“おとり広告”「予想数量を超えた売れ行き…すごく安易な言い訳」

[ 2022年6月10日 09:40 ]

フジテレビ
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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が10日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。回転ずし大手「あきんどスシロー」(大阪府吹田市)に対し、消費者庁が9日に景品表示法違反(おとり広告)で再発防止を求める措置命令を出したことに言及した。

 スシローは、昨年9~12月、店舗にウニやカニのすしの在庫がなく、提供できないと分かっていながらテレビCMやインターネット上で広告するなどした。調査した公正取引委員会によると、違反があったのは期間限定で販売した「新物!濃厚うに包み」(110円)「とやま鮨し人考案 新物うに 鮨し人流3種盛り」(528円)「冬の味覚!豪華かにづくし」(858円)の3商品。ウニの2商品は発売からわずか5日後の昨年9月13日、既に一時販売中止を決めていたのに、在庫を再確保するめどが立たない間も広告を続けた。カニも昨年11月と12月、終日販売できない店舗があった。全国で展開する約600店舗のうち9割以上が該当した。

 風間氏は「業界1位になるっていうことは、やはり仕入れとか販売とかコストに関する管理というのがものすごくシビアに行われていると思うんですよね。ですからそういう意味において業界トップ企業だからこそ予想数量を超えた売れ行きだったっていうのがすごく安易な言い訳にしか聞こえないってところがある」と指摘し「一つ確実なのは、消費者は分からないんだけれども、消費者の、お客さんの期待を裏切ったことは確実なので、そこはきちんと反省してこれからのスタート地点にしてほしいですね」と話した。

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2022年6月10日のニュース