松本明子 高松の実家を売れなかった理由…父の遺言が「ずっと重くて」 25年で驚きの維持費

[ 2022年6月10日 12:12 ]

タレントの松本明子
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 タレント松本明子(56)が10日、フジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)に生出演し、実家売却にまつわる経験談を語った。

 番組では、実家をめぐる諸問題についてトーク。松本はかつて家族が住んだ、香川県高松市の実家について思い悩んだ時期があったという。

 高松の家は父が建てた立派なマイホームだったが、松本の仕事が軌道に乗り始めた後、両親を東京に呼んで同居した。そのため、高松は長く空き家状態になり、売却するまでの25年間で維持費が約1800万円かかったという。「固定資産税とか火災保険とか地震保険とか。光熱費は25年間、止めなかったです。仕事柄、夜到着して部屋の掃除とか部屋の管理をするのに、そのまま電気代、水道代は(払っていた)」と明かした。

 父は03年に死去したが、生前に言われた一言が重くのしかかり、なかなか家を手放すことができなかったという。それは「明子、実家を頼む」と、松本に実家を託す言葉だった。「最後、病床だったけど、“高松の家は頼むな”って一言がずっと重くて」。松本の兄からも実家を一任され、松本が一人、実家問題と向き合うことになったという。

 結局、売却を決意したのには、自分たちの人生の方向性が決まってきたからだという。「息子も高松に戻らないだろうな、就職することもないだろうなと、漠然と息子が大きくなって決まって、我々の人生の進路も見えてきたのが50代だったですかね」。一方で、「親も“浮き沈みの激しい芸能界だから、どうせ明子も仕事ができなくなったら高松に帰るんだろうな。その家を残してあげたい”というのも、父は思っていたのかもしれません」と、天国の父へも思いをはせていた。

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2022年6月10日のニュース