オール巨人、M-1審査員での葛藤と辞退理由を吐露 島田紳助氏に「代わりに行って」と頼んだ過去も

[ 2022年6月10日 16:16 ]

オール巨人
Photo By スポニチ

 「オール阪神・巨人」のオール巨人(70)が8日放送のラジオ関西「Clip」にゲスト出演し、M-1審査員への思いを語った。

 巨人は、長年審査員を務めたM-1グランプリについて、この日の放送で「もうやりません」と改めて宣言。「歳が歳で、疲れる」という体力的な問題とともに、「分からん漫才があるんですよ」と告白した。「全ての漫才を理解したいと思うけど、例えばゲームのネタをやられて、そのキャラクターが出てきたら、そこまで分からんし、審査してエエのかなと思う。大きな顔して座ってられへんな、というのも(辞退の)ひとつ」と説明した。

 M―1創始者で同期の島田紳助氏とは、紳助氏引退後も交流。「『M―1、俺の代わりに行ってくれ。オマエが作った番組やねんから』って言うたこともある。『それは無理や』って言われたけど」と苦笑い。「今もめっちゃオモロイ」と、紳助さんの衰えることないお笑いセンスについても明かした。

 今後のM―1審査員には「千原ジュニアはええんちゃうかと思う。漫才もやるし、番組で“座王”とかもやってるし」と推した。

 自身が理解できない漫才について「単独ライブとかでウケてるし、ファンもたくさんいて、それは認めなあかん」とした。その上で、「それでも(賞レースでは)“誰もが分かるネタをやってください”というのが基本。それ(マニアックなネタ)は単独ライブでやったらエエ話やし」と力説した。

 劇場ではモニターで他の漫才師の出番をチェック。「注目するのは、売れてても一生懸命やってる漫才師」と語り、「かまいたちはしっかりやってるな。売れて手抜いてる子もいるけど、エエ漫才する」と称賛していた。

続きを表示

2022年6月10日のニュース