ヒカル“くじ引きの闇”告発後に警察沙汰に…業者言い分に激怒「やってることもゴミやし…」

[ 2022年6月10日 15:43 ]

ヒカル
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 ユーチューバー・ヒカル(31)が9日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「くじ引き詐欺で警察沙汰に…返金も景品も渡さない嘘つき社長とガチ口論になった」というタイトルで動画を投稿し、業者に怒りを爆発させた。

 事の発端は、大阪のスマホ修理店で勤務するアルバイトの男性による「内部告発」。そこには、1回100円でプレーできるくじ引きクレーンゲームが置いてあるが、5等しか景品が入っていないという。店舗の社長の指示だったが、罪悪感にさいなまれ、ヒカルに“闇を暴いて欲しい”と依頼。「(オープンしてからの)6カ月で50、60万円は売り上げている」とも語っていた。また、1万円使って5等の景品2本しか得られなかった高校生も出演。警察に訴えたものの「民事不介入」で対応してもらえず、泣き寝入りするしかなかったという。

 5月16日にアップされた動画では、ヒカルがそのくじを全て引く様子を撮影。結局7万円使って得られたのは5等の景品が12本だけ、1等のニンテンドースイッチやプレイステーション5は手に入らない結果に終わった。社長に電話で尋ねると「本当に当たりはあります、絶対に自信はある」「カメラ確認します」「くじの画像を送ってほしい」という、時間稼ぎともとれる返答が。ヒカルは「絶対認めないですよね、わかってるのにしらばくれるなんてね。ホンマにやり方が汚い」とあきれながらも「景品をもらうか、もらえないのなら、警察の方に行こうと思うんですけど」と、ぶつけた。

 6月9日に投稿された動画では、現場を訪れた警察にヒカルが事情を説明する場面を公開。検証のため、いったん連絡待ちとなっているという。そして後日、また社長と電話で話し合いの機会が。そこで社長は「内部告発をしたスタッフが(当たりを)抜いてる可能性もある」といい、「彼はカメラマンをもやっていて“バズったら辞めます”って言っていて。そういう注目を集めるというか…」と自作自演の可能性があると主張した。

 ヒカルはこの意見に「どういうことマジで?わけがわからん言い分なんやけど“スタッフが悪い”みたいな言い方になってましたけどね」と、不快感を示す。また、社長と直接会って話をするために連絡したものの、日程が決まることはなく、しかも音信不通になったという。返金もなく、景品も一切もらえなかった。

 社長は、警察に対しても「景品を入れている自信がある」と主張を繰り返しているそうで、そのため捜査が遅れているという。ヒカルは「こんなんが許されるってことは、景品入れる必要ないってことですからね。これがまかり通るんやったら、どのビジネスもできるなって思っちゃうんですけどね」と苦言を呈し、最後は業者に対し「やってることもゴミやし、その後の対応もゴミ」と怒りを爆発させていた。

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2022年6月10日のニュース