ノブコブ徳井、最も影響受けた芸人の言葉「それを聞いたら、いろんなことが立体化してきて」

[ 2022年3月2日 22:55 ]

平成ノブシコブシの徳井健太
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の徳井健太(41)が2日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に出演し、最も影響を受けた先輩芸人の言葉について語る場面があった。

 「芸人人生に最も影響を与えた芸人ベスト3」という企画で、第3位:加藤浩次、第2位:お笑いコンビ「千鳥」、そして第1位に小籔千豊を挙げた徳井。「35歳くらいになって、ようやく大人になったと思っていて。小籔さんが35歳の俺を叱ってくれて」と、あるエピソードを語り始める。

 それは、小籔と一緒に明治神宮へ参拝に行ったときのこと。「小籔さんは神社仏閣が好きで、お賽銭を何万円か入れたんですね。僕も芸人だから『すごい入れますね。いっぱいお願い事したいんですか?』ってツッコんだら、冷静なトーンで『全然わかってないな』」と、返されたという。

 「お前、明治神宮の参道を通ってきて綺麗だったろ?ゴミ一つ落ちてなくて、勝手になってると思ってるのか。何人の人が働いてると思ってるんだ。そのお金はどこから出てくるのかっていうと、お賽銭だろ。水族館に来て1000円を払うのに、綺麗な明治神宮を見て1、2円で帰ろうなんて甘すぎるだろ」という言葉に、目から鱗が落ちたという。

 「それを聞いたら、いろんなことが立体化してきて。スポンサーさんからいくらもらって、我々は生きているんだって。今まで偉そうにしてきたけど、マネジャーが頭を下げて仕事を取って来てくれたとか。感謝しないといけない当たり前のことを、教えていただきましたね」と、しみじみと振り返っていた。

続きを表示

2022年3月2日のニュース