鈴木大地氏 ウクライナ義勇兵募集に70人の日本人志願 「気持ちを示していくのは重要かなと」

[ 2022年3月2日 09:37 ]

鈴木大地氏
Photo By スポニチ

 ソウル五輪金メダリストで前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(54)が2日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。ウクライナ政府がロシアと戦う外国人の義勇兵を募集し、複数の日本人が志願していることについて言及した。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は2月27日、志願者による外国人部隊を編成すると表明。在日ウクライナ大使館は同日、ツイッターで「ボランティアとして共にロシア軍に対して戦いたい各国の方々」を募集するとし、大事な条件として「自衛隊経験など、専門的な訓練の経験」を挙げていた。1日のBSフジの番組に出演したウクライナのコルスンスキー駐日大使は「約70人の日本人が応募しているのか?」と聞かれ「その通りだ」と述べる一方、「国内法に違反するものであってはならない。日本での敏感さは理解している」とも述べた。義勇兵に志願することは、刑法の定める私戦予備・陰謀罪に問われる可能性があり、2014年にはイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に加わるために海外渡航を企てたとして、北大の男子学生(当時26)らが家宅捜索されている。

 MCの谷原章介に「日本人が具体的に参戦する。どのような形か分かりませんが、その可能性がありますね」と聞かれた鈴木氏は「法律上の問題っていうのを聞きましたので、なかなか難しいとは思いますが」とした上で「やはりそういう連帯を示すような気持ちがあるっていうことは示せたんではないかなと思います。今後、日本にもしかしたら有事があった時にも、世界中から助けてもらうためにもそういう気持ちを示していくのは重要かなと思います」と自身の考えを話した。

続きを表示

2022年3月2日のニュース