鈴木大地氏 ロシアの侵攻に「いかにロシアが世界から孤立してるかっていうのをどんどん世界に示して」

[ 2022年3月2日 10:46 ]

鈴木大地氏
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 ソウル五輪金メダリストで前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(54)が2日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。ロシア軍のウクライナへの攻撃について言及した。

 ロシア軍は1日、ウクライナの首都キエフのテレビ塔を攻撃し、ロイター通信によると、キエフのクリチコ市長は、2発のミサイルが撃ち込まれ、通行人ら5人が死亡したと説明。市民に外出を控えるよう呼び掛けた。第2の都市、東部ハリコフでも州庁舎などをミサイルで破壊した。大都市で非軍事施設も標的にすることで抗戦するウクライナ側への圧力を強め、停戦交渉を有利に進める狙いとみられる。

 MCの谷原章介に「人の気持ち、心というのは、力では変えられないですよね」と聞かれた鈴木氏は「われわれ、ついこの間までは北京五輪で“いい演技でしたねえ”なんてやってたんですけども、本当にもう今こういう惨状で同じ地球でこういうことが起こっているって信じられないくらいなんですね」とし、「今スポーツ界でも何かできることはあるだろうってことで、ロシアの選手、国が出場することを止めるようにキャンセル、あるいは国際水泳連盟もかかわっているんですけれども大会をキャンセル、こういう事態になっていて、いかにロシアが世界から孤立してるかっていうのをどんどん世界に示していって、ロシアにも当然分からせて少しでもいい方向に向かうようにしなければいけないと思っています」と話した。

 そして、「今、ウクライナの水泳関係者とも共通の知人を通して話をしたりしていますけれど、シェルターで暮らしていたり、ただシェルター以外の所では、いつもより携帯電話を使用する時間があると言うので、われわれ日本水泳連盟とか、あるいは日本オリンピアンズ協会からもメッセージを発出いたしまして、少しでも皆さんの心に寄り添ってるよってことを示して、何とか激励したいな、やれることをやりたいなと思っています」と自身の思いを話した。

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2022年3月2日のニュース