山田涼介、鋼の完結編「やるからには前作以上のものに」 宿敵スカー役に真剣佑

[ 2022年3月2日 04:00 ]

映画「鋼の錬金術師」で主演を務める山田涼介(下)と敵を演じる新田真剣佑
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 Hey!Say!JUMPの山田涼介(28)が主演で、2017年に公開された人気コミックの実写映画「鋼の錬金術師」の完結編が、2部作として5月20日と6月24日に封切られることになった。山田は「チャンスがあれば完結まで演じたいと強く思っていたので、気持ちが途切れることのない4年間でした」と作品への情熱を語った。主人公の敵役で新田真剣佑(25)が新たに登場する。

 原作コミックは、荒川弘氏のシリーズ累計8000万部を誇る人気作。今回の映画は連載開始から20周年を記念したもので、タイトルは「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」。原作のラストまでを描く。

 主人公の錬金術師、エドワード・エルリックを演じる山田は、原作の大ファン。「やるからには前作以上のものにしたい」とクランクインの半年前から食事制限や体づくりをするなど、入念に役作りに取り組んだ。撮影は既に終了。「“やっぱりこの作品が好きだ”という気持ちが自分を奮い立たせ、最後まで乗り切ることができました」と、並々ならぬ思いに後押しされながら完成させた。

 その山田が演じる主人公の命を狙うスカー役を演じるのが新田だ。第1弾の映画を見ており「あのすさまじいクオリティーの世界に飛び込めると思うととても楽しみでした」と語る。

 原作の荒川氏は「エドとわちゃわちゃ遊んでるスカーさん、キックボードで撮影所内を軽やかに走り回るスカーさん等々裏では、すっかりなごみ系」と新田の“オフの顔”を証言。「彼がスクリーンでは一体どうなっているのか、楽しみです!」とコメントしている。山田と新田の化学反応でどのような実写版“ハガレン”が誕生するのか、期待が高まる。

 ≪舘ひろし特別出演「素晴らしい経験」≫俳優の舘ひろし(71)が、物語の舞台となる国のアメストリス軍の大総統キング・ブラッドレイとして新たに特別出演する。撮影に向けて原作を読み「初めて衣装を着た時は、この世界に入っていけることが楽しくて、本当に素晴らしい経験をさせていただきました」と感激。アクションシーンもあり「素敵な演出を作ってくれたので完成が楽しみです」と語った。その他内野聖陽(53)らが新登場し、本田翼(29)ら第1弾のキャストは続投する。

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2022年3月2日のニュース