FM新潟パーソナリティー・酒井春奈 大胸筋鍛える「ダンベルフライ」 暑い夏までに胸板も厚く

[ 2022年3月2日 05:30 ]

’1)これがスタートの姿勢です
Photo By スポニチ

 3月に入りましたね。酒井春奈です。厳しい寒波に見舞われ、山沿いでは例年にない豪雪となった今年の冬もそろそろ終わりを告げ、待ち遠しかった本格的な春がやってきます。5日は冬ごもりしていた虫たちが春の暖かさを感じて穴から外にはい出してくるといわれる「啓蟄(けいちつ)」。私たちの気持ちもウキウキしますね。

 さて、今回は大胸筋のトレーニング「ダンベルフライ」といわれるメニューを紹介します。以前、腕立て伏せのようなものをやったと思いますが、今回はいわゆる押すのと違って寄せる形。胸の真ん中の溝の部分に効きやすいです。

 やり方はまず両手に重りを持ち、膝は立てて仰向けになります。両手は頭の方にいきすぎたり、体の方に置きすぎたりせずに、バストトップの延長線になるように真横に伸ばす(写真(1))。これがスタートの姿勢になります。撮影では1キロのダンベルを使いましたが、なければ普通の500ミリリットルのペットボトルで十分です。そこから両手を胸の前に真っすぐ寄せるように上げます(写真(2))。これで1回。手首が外側に反ったりしないように気をつけてください(写真(3))。10回3セットくらいを目標にしましょう。

 ポイントは息を吐きながら上に上げた方がいいです。上げる方を速く、下ろす方をゆっくりとした方が効果があります。上げてくる時に、肘を伸ばしきった状態でやると肘を痛めてしまうので、肘を少し曲げて手首もしっかりと入れた状態でやるようにしましょう。余裕があるようなら回数を増やしたり、重くしたりするのもいいです。

 春になると服装も防寒着から軽装になり、より動きやすく、だんだん薄着にもなりますね。男の人は海に行ったりすると、上半身が気になると思います。そのためには春からやらないと夏には間に合わない。力強く分厚い胸板、たくましい上半身を目指して、体が動きやすくなるこの時期から頑張っていきましょう。(FM新潟パーソナリティー)

 ◇酒井 春奈(さかい・はるな)1988年(昭63)1月5日生まれ、新潟市出身の34歳。ラジオパーソナリティーだけでなく、言語聴覚士や心理カウンセラーとしての顔を持つほか、新潟市内のジムでパーソナルトレーナーとしても活動中。FM新潟では毎週水曜日午後1時30分から「active sports life」がテーマの「PLAYER’S」などを担当。昨年12月にはサマー・スタイル・アワードのビキニモデル部門日本大会5位、ノービスで優勝した。
 

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月2日のニュース