フジ解説委員・風間晋氏 ロシアは「早く決着をつけたい そうでないと国際社会からの制裁などが」

[ 2022年3月2日 11:18 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が2日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ロシア軍のウクライナへの攻撃について言及した。

 ロシア軍は1日、ウクライナの首都キエフのテレビ塔を攻撃し、ロイター通信によると、キエフのクリチコ市長は、2発のミサイルが撃ち込まれ、通行人ら5人が死亡したと説明。市民に外出を控えるよう呼び掛けた。第2の都市、東部ハリコフでも州庁舎などをミサイルで破壊した。大都市で非軍事施設も標的にすることで抗戦するウクライナ側への圧力を強め、停戦交渉を有利に進める狙いとみられる。

 風間氏は「2回目の停戦協議がきょうにもって伝えられているじゃないですか。やはり停戦協議が視野に入っているからこそ攻撃を激しくし、そして市民生活への影響も顧みないっていうことになってしまっているんだと思います」とし、「というのも、ロシアの場合はとにかく早く決着をつけたいわけですよ。そうでないと国際社会からの制裁やプレッシャー、それからロシア国内からの反対も盛り上がっていく一方じゃないですか。だからできるだけ早く決着をつけたい」と説明。

 その上で「(ロシアは)この停戦協議の前にやはりこれを続けると大変なことになるぞというプレッシャーをかけて、停戦という名の、実際には降伏を促すってことですよ。あるいはその最後通知を突き付けて、もう本当に最大限の脅しをかけるっていう、そういうやり方をしてきているんだと思います」と自身の見解を述べた。

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2022年3月2日のニュース