ウクライナ出身の政治学者グレンコ氏「プーチンはなりふり構わず…早く止めなければ万単位の死者が」

[ 2022年3月2日 10:06 ]

フジテレビ社屋
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 ウクライナ出身の政治学者、グレンコ・アンドリー氏が2日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ロシア軍のウクライナへの攻撃について言及した。

 ロシア軍は1日、ウクライナの首都キエフのテレビ塔を攻撃し、ロイター通信によると、キエフのクリチコ市長は、2発のミサイルが撃ち込まれ、通行人ら5人が死亡したと説明。市民に外出を控えるよう呼び掛けた。第2の都市、東部ハリコフでも州庁舎などをミサイルで破壊した。大都市で非軍事施設も標的にすることで抗戦するウクライナ側への圧力を強め、停戦交渉を有利に進める狙いとみられる。

 アンドリー氏は「当初、ロシアは空挺軍を出して少ない犠牲でウクライナを攻めることを試みたんでしょうけど、それが失敗してからなりふり構わず大規模な攻撃をし始めている。ウクライナ軍の抵抗で、ロシア軍全体とプーチン自身は非常に怒りをもって、ある意味で怒り狂って何なら全部つぶしてやろうという考え方に変わっていると思います。なのでなりふり構わず(ハリコフの)州庁舎だったり民間マンションだったりとか、民間人も普通に標的にして大規模な攻撃を続行しています。なので早く止めなければ万単位の死者が出ることにもなるので一刻も早く国際社会が動かなければならない時期です」と話した。

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2022年3月2日のニュース