金子恵美氏 ロシアへの制裁で「中国はどっちにつくんだというところまで世界が一つになって」

[ 2022年3月2日 09:42 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(43)が2日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。ウクライナのクレバ外相と中国の王毅国務委員兼外相が1日に電話会談したことに言及した。

 国営中央テレビ(電子版)によると、クレバ氏は「戦争の終結が最優先」として中国の仲介に期待を示したとし、王氏は「ウクライナとロシアの間に衝突が起きたことは非常に残念」と述べ、交渉によって問題を解決するよう促し、「各国の主権と領土保全を尊重している」と強調、ロシアを含む関係国に自制を求めた。

 MCの谷原章介に「なかなか具体的な糸口が見えてきませんね」と聞かれた金子氏は「中国に関しては、私はやはりこれまでの中ロの連携が強まっている経緯がありますし、その中で中国の人民元があれば貿易は止まらない、完全にストップすることはないと言われてる中で、ロシアとしてみれば中国が後ろ盾になっていれば、経済がそこまで完全に途絶えることはないというふうな考えもあると思います」と指摘。その上で「後ろ盾になっているとなると、今やっている欧米の制裁というものが骨抜きにされてしまうという可能性があると思う。そうなった時に国際社会対ロシアなんだということで、じゃあ中国はどっちにつくんだというところまで世界が一つになっていく、国際社会が連携一体をしているところを見せていくことが大事だと思います」と自身の考えを述べた。

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2022年3月2日のニュース