【明日3日のカムカムエヴリバディ】第86話 ひなた&五十嵐の仲深まり 8年後…映画村の環境に変化

[ 2022年3月2日 13:00 ]

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第86話。 『大月』・茶の間にて。夕食を食べるひなた(川栄李奈)たち。 左から、るい(深津絵里)、錠一郎(オダギリジョー)、ひなた、五十嵐(本郷奏多)、桃太郎(野﨑春)(C)NHK
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 女優の川栄李奈(27)が3人目のヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は3日、第86話が放送される。

 ひなた(川栄)と五十嵐(本郷奏多)は、完成した映画「妖術七変化!隠れ里の決闘」を一緒に観に出かける。大月家に帰ってきてもなお興奮冷めやらぬ様子の二人を、るい(深津絵里)や錠一郎(オダギリジョー)は微笑ましく眺めるのだった。それから8年の時が流れて、1992年。ひなたの弟の桃太郎(青木柚)は高校に入学し、ひなたは27歳になった。時代劇や映画村を取り巻く環境は大きく変化していて…。

 上白石萌音&深津絵里&川栄がヒロインを務める朝ドラ通算105作目。ヒロイン3人は朝ドラ史上初。2007年後期の名作「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル脚本で、ラジオ英語講座と3世代の女性による100年のファミリーヒストリーを描く。日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)の岡山から安子(上白石)の物語がスタート、安子の娘・るい(深津)の物語は62年(昭和37年)の大阪から、そして、るいの娘・ひなた(川栄)の物語は昭和40年代の京都から始まる。

 京都の下町商店街育ち。父親の影響で時代劇が大好きな、ひなた。正義感が強く、弱きを助け強きをくじく清さが魅力だが、地道な努力が苦手で何をやってもうまくいかず、挫折の繰り返し。自分の居場所を見つけられないまま過ごす中、さまざまな出会いを通して、ゆっくりと成長していく。

 主題歌は森山直太朗が作詞・作曲し、AIが歌うオリジナルソング「アルデバラン」。語りは俳優の城田優が務める。

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