ウクライナ出身の政治学者グレンコ氏「早くロシアの収入を切るべき…一つの希望が見える」

[ 2022年3月2日 12:48 ]

フジテレビ社屋
Photo By スポニチ

 ウクライナ出身の政治学者、グレンコ・アンドリー氏が2日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ロシア軍のウクライナへの攻撃について言及した。

 ロシア軍は1日、ウクライナの首都キエフのテレビ塔を攻撃し、ロイター通信によると、キエフのクリチコ市長は、2発のミサイルが撃ち込まれ、通行人ら5人が死亡したと説明。市民に外出を控えるよう呼び掛けた。第2の都市、東部ハリコフでも州庁舎などをミサイルで破壊した。大都市で非軍事施設も標的にすることで抗戦するウクライナ側への圧力を強め、停戦交渉を有利に進める狙いとみられる。

 MCの谷原章介が「ウクライナに対して世界中が団結してバックアップの意思を示してますけれども、ロシアは一向にやめようとしません。残されている時間は少なくなっ感じます」と聞くと、アンドリー氏は「はい、時間が少ないわけですから、なるべく早くエネルギー制裁に踏み切って、なるべく早くロシアの収入を切るべきですね。もちろんそれを一気に明日からガスを止めますなんて難しいんですけど、ただ早ければ今月中にでもそれ止めてほしい。そうなれば、ロシアの収入がなくなって占領地の維持が難しくなるという状況まで追い込めば一つの希望が見えるんですけど、それまでは非常に悲惨な状況が続く」と話した。

 谷原の「あとはウクライナ軍、ウクライナの皆さんの頑張りにかかっている」には、「そうですね、ウクライナ軍がどこまで奮闘するかというのは1番大事になるので、なるばく多くの兵器をウクライナ軍に提供することをためらわないことですね」と自身の考えを話した。

続きを表示

2022年3月2日のニュース