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楽天・マー君「原点」にこだわった今季 「プロフェッショナルとは?」への回答は…

[ 2021年12月6日 21:46 ]

10月25日のオリックス戦の4回、相手打線を封じて雄叫びをあげる楽天の田中将大投手
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 楽天の田中将大投手(33)に密着したNHKドキュメンタリー「プロフェッショナル 仕事の流儀 田中将大スペシャル2021」が6日に放送され、8年ぶりに日本球界に復帰し奮闘する様子が紹介された。

 日本球界復帰1年目の今季は、開幕直前に右ヒラメ筋を痛めて出遅れたものの、ローテーションの一角として23試合で4勝9敗、防御率3・01という成績を残した。打線の援護に恵まれず白星を伸ばすことはできなかったが、シーズンを通して安定したパフォーンスを披露した。

 今シーズンは「原点」にこだわったという。外角低めいっぱいに決まるストレートで、田中を育てた一人、野村克也氏が教えた伝家の宝刀だ。そのコースに投げれば大リーグで磨いた変化球も活き、より強くなる。だが、柔軟性が低下し「原点」に思うように投げられなくなっていた。柔軟性・フォームの改善を行うため何度も投げ込みを行った。マウンドの立ち位置を15センチ左側に変えたことも。試行錯誤が続いていた。

 シーズン終盤、思うような投球ができず、「これだけチームの勝利もしていない、こういうことは僕は初めてだと思うので、この長い期間。自分自身も勝っていないし、というのは…」と、こぼした時もあった。それでも気持ちを切り替え、「もうやり続けることじゃないですか、戦い続けることやと思います。そこから逃げた瞬間もう終わりだと思いますから。何回谷底に突き落とされようが這い上がるまで登り続けますよ。気持ちという所は一番大事に」と、もがいた。

 10月25日、最後の登板はオリックス戦。山本由伸投手(23)と投げ合った。8回2失点の好投も打線の援護なく敗戦投手に。序盤から強気に攻め試合中に笑みを見せる場面もあり、「原点」にも投球が決まった。楽しんでいるような姿が印象的だったと番組スタッフに振られ、「大好きな野球なので、そもそも大好きな野球をやっている。原点に返るというか、そこも。好きな野球をつまらなくやってっても、嫌いになってしまうだけなので。どんな時でも根底には野球が好きって気持ちがあるので」と語った。

 番組のラスト。恒例の「プロフェッショナルとは?」の質問を受けた田中は、「今日この質問が来るって分かっていたから、どういう答えようかなって考えていて」と苦笑いした上で、「すべての方々に対しての期待だったり、そこをどう応えていく、それ以上のものを出していくっていうことが、プロフェッショナルだと思います」と話した。

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