YOASOBI やっとやっと夢かなった!有観客の武道館ライブ アンコールにikuraが涙

[ 2021年12月6日 05:30 ]

初めて客前でパフォーマンスするYOASOBIのAyaseとikura
Photo By 提供写真

 コロナ禍で一躍ブレークし、2年連続でNHK紅白歌合戦の出場を決めている男女ユニット「YOASOBI」が4、5の両日、日本武道館に観客計1万4000人を集めて特別公演を行った。

 「NICE TO MEET YOU」と銘打った自身初の有観客ライブ。大きな手拍子に迎えられて姿を見せると、ボーカルのikura(21)は「初めまして。みんなが本当にいるよ」と興奮。コンポーザー(音楽制作者)のAyase(27)は「実物のYOASOBIです」と、ちゃめっ気たっぷりに自己紹介した。

 8月に出演予定だった音楽祭「ロックイン・ジャパン・フェスティバル」が中止となったため、客前でパフォーマンスすること自体が初めてとなった。会場中央に舞台を設け、360度観客に囲まれてのステージング。手拍子によるアンコールを受けて再び登場したikuraは「私たちが生演奏で愛を届けて、皆さんが360度から応えてくれている」と涙。Ayaseは「皆さんに会えるということと、武道館に立つという夢が同時にかなってうれしい」と万感の表情を浮かべた。

 19年12月のデビュー曲で、サブスクリプション(定額聴き放題)の総再生回数が史上最多の6億回を突破した「夜に駆ける」をはじめ「怪物」や「三原色」など全15曲を披露。ikuraの繊細で表現豊かな歌声は客を前にしても変わらず、何度も手拍子で歌を盛り上げる観客と一体感のあるステージを繰り広げた。

 今最も勢いのあるアーティストが活動2年でようやく実現させた客前パフォーマンス。Ayaseは「今でも夢のようで信じられない。これからも末永くYOASOBIをよろしくお願いします」と頭を下げた。

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