坂上忍 星野新潟県議の裏金要求疑惑に「こんなの100%アウトなんじゃないですか?って思うのが普通」

[ 2021年12月6日 13:32 ]

坂上忍
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 タレント坂上忍(54)が6日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演。自民党の泉田裕彦衆院議員(59)が10月の衆院選で、星野伊佐夫新潟県議(82)に裏金を要求されたと告発した件について言及した。

 泉田氏が3日に裏金を要求されたとする音声データを公開。泉田氏によると、音声データは衆院選前の9月4日に星野氏の自宅で交わした約26分の会話内容。星野氏とされる男性が「必要経費をまこう。2000万円や3000万円出すのをもったいながったら人生終わるよ」などと話している。泉田氏が2019年の参院選を巡る大型買収事件を例に挙げ「広島であったでしょう」と難色を示すと、男性が「そんなこと言ったらキリがない。そんな話は表面の話。裏はみんなそういう世界」と詰め寄った。「秘書の耳にも入れてはならない」と念を押すような場面もあった。

 坂上はこれまでの流れについて「全く無いから全て思い出して、それは裏金じゃなくてすべて表のお金ですよという話ですね」と要約。音声データの内容に「僕、素人ですけど、警察に言っちゃダメとか、秘書にも言っちゃダメとか、裏だ裏だって言ってれば、こんなの100%アウトなんじゃないですか?って思うのが普通だと思うんですよ」と見解を示しつつ「『裏はみんなそういう世界なんだから』って、言っちゃってんだから、自分で」とコメントし、「決定的なワードが出ているという印象もどうしても持っちゃう」「ここまで露骨に言われたらセーフ、アウトのレベルなのかなと思っちゃう」とあきれ顔を見せた。

 泉田議員と星野県議の関係について「歪な関係というか、選挙を戦ううえでは、お互い持ちつ持たれつで必要だったのかもしれないけど、そのあと、当選した暁には権力の握り合いとかも見えて来ちゃうよね」とも。こういう形で政治と金の問題が表に出ることに「選挙にお金がかかる、かかると言いながら、こういう裏のやり方してたら、いつまでたってもイメージは良くならないわけで、ちゃんと表のお金でさらせるお金で選挙をやって、ある程度かかっちゃうのはしょうがないんですよ!って理解を求めていかないといつまで経っても終わらないんじゃないの?」と投げかけた。

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2021年12月6日のニュース