久本雅美 “意地悪ばあさん”役に挑戦 「お客様の心に爪痕を残すような」とニヤリ

[ 2021年12月6日 19:41 ]

藤山寛美も演じた“意地悪ばあさん”に挑む久本雅美
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 タレント久本雅美(63)が6日、大阪市内で行われた特別出演舞台「松竹新喜劇 新春お年玉公演」(来年1月2~10日、京都南座)の取材会に出席した。久本が同劇団に出演するのは6回目。今回は、藤山寛美も演じた名作「お種と仙太郎」の“意地悪ばあさん”お岩に挑戦。「私とは正反対の役ですが(笑)お客様の心に爪痕を残すような、私なりの個性的なものにしたい」と意気込んだ。

 息子役の藤山扇治郎(34)が「久本さんは僕のお母さんみたいなもん。前、お風呂入りながら“この役、久本さんがやったらいいのになあ”と思ったうちのひとつ」と告白すると、久本は「お風呂に入りながらも私のことを考えていたなんて…気持ち悪いです」と返し笑わせた。

 取材会には、11月に喜劇の大名跡「曽我廼家」を継承した曽我廼家一蝶(40)、曽我廼家いろは(30)、曽我廼家桃太郎(36)に、渋谷天笑(37)と次代の中心メンバーも出席。劇団代表の渋谷天外(67)は「自分で自分の枠を決めないでほしい。全員を敵だと思って、そこを勝ち抜く気持ちで戦え」とエールを送った。公演は爆笑喜劇「お祭り提灯」と2本立て。

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