松坂大輔氏 大谷の二刀流開幕戦 有効だった球種、打者・大谷への攻め方“生解説”

[ 2022年4月8日 23:53 ]

<資料>松坂大輔氏
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 昨年限りで現役を引退した元西武の松坂大輔氏(41=スポニチ本紙評論家)が8日、スポーツキャスターを務めるテレビ朝日系「報道ステーション」に出演。メジャーリーグで自身初となる開幕投手を務めたエンゼルスの大谷翔平投手(27)の投球を“生解説”した。

 
 松坂氏は試合を観戦した米カリフォルニア州のエンゼルスタジアムの前から出演。大谷の立ち上がりに注目していたといい「ランナーを出しながらも0点に抑えていましたし、そういう意味ではちょうどいい立ち上がりだったと思います」と語った。

 5回途中1失点の投球については「アストロズ打線がストレートとスプリットが頭にある中で、昨年は全投球の3、4パーセントくらいだと思うんですけど、カーブをうまく使って打者の意図を外していたのかなと思います。同地区で対戦も多いですし、今後につながる投球内容だったと思います」と、多投したカーブが有効的だったと分析した。

 無安打に終わったバッティングには、“投手・松坂”の目線で「昨年凄い成績を残しましたし、それを考えると厳しい攻めになるのも当然だと思います」と語り「『1番DH』の時よりも『1番ピッチャー』の時のほうが、気持ち良くマウンドに立たせたくないので、より厳しい攻めになるんじゃないかなと思います」と続けた。

 次回以降の登板については、ロックアウトで実戦での球数やイニング数が少なかったことに触れ「これから投げるイニングも増えていくことを楽しみにしたいと思います」と期待していた。

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