オリックス・杉本 初タイトルより最終戦絶対勝つ!見据えるは25年ぶり頂点のみ「どうしても優勝したい」

[ 2021年10月23日 05:30 ]

本塁打王よりも優勝に燃えるオリックス・杉本
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 オリックスの杉本裕太郎外野手(30)が25年ぶりのリーグ優勝を目指し、本塁打王へのこだわりを封印することを誓った。22日時点でリーグトップの32本塁打をマーク。2位のソフトバンク・柳田に4本差をつけているが、残り試合は柳田が2試合多い。それでもレギュラーシーズン最終戦となる25日の楽天戦はチーム打撃を心がけ、初タイトルよりも一戦必勝で悲願を成就する。

 あくまでも勝利が最優先。杉本に一発へのこだわりはない。ラオウが欲するのは、初タイトルよりも「リーグ覇者」の称号だ。

 「泣いても笑ってもラスト1試合。そこを勝つということしかない。1年間の総仕上げ。全打席、全球集中してやっていきたい」

 目下32本塁打は堂々のリーグトップで、球団日本人右打者では73年に43本を放った長池徳二以来となる本塁打王を視界にとらえる。2位・柳田に4本差を付けているが、相手は3試合を残しているだけに逆転される可能性もある。1発でも多く稼ぎ、初タイトルを確実にしたいのが打者心理…のはずだが、杉本は違う。「そっち(タイトル)も正直気になるが、やっぱりどうしても優勝したい」と吐露。「本塁打を打とうと思って打てるレベルの打者でない。大きいのを狙わず、いつも通りやりたい」とチーム打撃に徹する覚悟だ。

 今季、チーム最多の100試合で4番を担う。打線の軸にどっしりと座るが、「4番目に打っているだけ。チャンスで回ってきたら走者を還せるように。走者がいなかったら出塁してつなげるようにと心がけている」。中軸として気負うこともなく「4番目の打者」として求められる役割を果たす。

 「先発は(山本)由伸と思うので、なんとか早めに先に点を取って、援護したい」と杉本。25年ぶりのリーグ優勝に向け、最終戦となる25日楽天戦は必勝態勢だ。本塁打を放った際、右腕を突き上げる「昇天ポーズ」が定着したが、今、欲しいのは頂点。ラオウのように一片の悔いなく、完全燃焼を期す。

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