栗山監督が後任監督にエール「絶対に勝たせて」 日本ハム新監督は新庄剛志氏が有力

[ 2021年10月23日 22:40 ]

新庄剛志氏
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 今季限りでの退任が決まっている栗山監督はZOZOマリンでのロッテ戦前に「何も答えられないよ」と話すにとどめたが、後任監督には「一緒にやってきた選手を勝たせてあげられなかった。次は絶対に勝たせてあげてください」と期待を込めてエールを送った。日本ハムの後任監督として、OBの新庄剛志氏(49)の就任が有力となっている。

 現役引退後に長くスポーツキャスターを務めた栗山監督は、指導者経験がないまま12年から10年間指揮を執り、16年の日本一を含む2度のリーグ優勝を果たした。一方、新庄氏は北海道移転元年の04年から06年までの3年間日本ハムでプレー。阪神を皮切りに日米4球団でプレーして日米通算1524安打、225本塁打をマークしたが、同様に指導者経験はない。既成概念に縛られないことが球団のポリシー。野球に対する真摯(しんし)な姿勢などが評価されているとみられる。

 3年連続Bクラスが決まった日本ハムは、投打に再建の途上。23年開場の新球場「エスコンフィールド北海道」も「世界がまだ見ぬボールパーク」を理念に掲げている。型にはまらない生き方を貫いてきた新庄氏が、新球場の顔として、巻き返しへの旗振り役となるか――。

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