ソフトバンク・石川“ジョーカー”だ 第2先発、救援、抑え何でも来い!残り3戦奇跡CSへ全勝しかない

[ 2021年10月23日 05:30 ]

残り3戦ブルペン待機のソフトバンク・石川

 4位ソフトバンクは、23日から敵地で3位楽天と2連戦。クライマックスシリーズ(CS)に進出するためにはソフトバンクが残り3戦全勝し、楽天が4戦全敗する以外にない。奇跡の扉をこじ開けるためには、まず楽天との直接対決に勝たなければならない。森山良二投手コーチ(58)は22日、残り試合で石川柊太投手(30)をジョーカー役に指名。第2先発、救援、守護神などあらゆる場面でスタンバイさせる。

 今季残る3戦は3位楽天との直接対決から始まる。引き分けでも8年ぶりのBクラス(4位)が確定する。まずは楽天戦2連勝がノルマ。森山投手コーチは後方に頼もしいジョーカーをスタンバイさせる意向を示した。

 「ずっと勝ち続けないといけないし総力戦ですよ。石川のいろんなバージョンを考えていますけど。(第2先発待機など)そういう戦いになると思います」

 16日ロッテ戦を投げた先発候補が、22日にペイペイドームで行われた投手練習には不在だった。今季は開幕投手も務め、25戦に先発。中継ぎに回った7月の2試合は計4回1/3を3安打無失点と、全く問題なかった。「常に中継ぎのつもりで飛ばす」と言い続ける右腕の待機で先発陣は初回から全開でいける。

 さらに、森山コーチはクローザー石川の可能性も示唆。守護神・森が21日の日本ハム戦の9回2死で同点打を浴びたばかり。今季は左肘炎症での手術後、9月8日西武戦で復帰したが後半戦だけで4被弾など16安打11失点で3敗。「現状も考えると心配なところではあるので、そこも考えないといけない。そこが石川になるのか7、8回を投げる人か」。石川は17~19年の計7試合に完了登板し計12イニングを5安打3失点と実績もある。自在性のある石川に、今季の命運を握る3戦で、あらゆる準備をさせる。

 先発は23日が東浜、24日が笠谷。そして今季最終戦の25日ロッテ戦は中5日でエース千賀が投げる。石川のほかに第2先発では制球力がある松本と、安定感がある大竹、剛腕の杉山に緩急自在な板東が控える。救援陣は左腕に古谷、大関。右腕で田中、甲斐野がいる。ワンポイントでは津森が肩をつくる。

 千賀は6年連続2桁勝利も懸かる。前回19日は8回先頭に安打されるまでノーヒット投球。今季レギュラーシーズン最終登板で完投の可能性もあるが、ブルペンでは石川が出番を待っている。チームはこの日、仙台へ移動。残る敵地での3試合で、ミラクル逆転CSへ走る。(井上 満夫)

 ≪東浜先陣…丁寧かつ慎重に≫5勝目を狙う東浜が、全勝がCS進出条件となる3連戦の初戦に先発する。22日の投手練習後は「ここまで来たら、やるしかない。その一言だけです」と汗を拭った。今季楽天戦は3戦2敗、5被弾。8月31日には自己ワースト3被弾6失点で4回途中KO。前回5日の対戦も初回、浅村にソロを被弾した。「一人一人確実にいく作業の積み重ね。各回の先頭、基本ですが確実にいきたい」。丁寧かつ慎重に、ワシ封じにかかる。

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