新庄剛志という男――ファンを驚かせ、楽しませ、そして勝つ その根底にあるものとは

[ 2021年10月23日 05:34 ]

日本ハム 新監督に新庄氏有力 栗山監督後任

笑顔を見せる新庄剛志氏。2020年12月7日、12球団合同トライアウトで
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 他人と同じではつまらない。新庄剛志氏の生き方に貫かれているポリシーだ。01年にメジャーに移籍した際は、イチロー氏と同時に日本野手初の大リーガーという新たな一歩をしるした。「記録はイチロー君に任せて、記憶は僕に任せてもらって」と笑ったが、日本選手で初めて4番を打ったのも、日本選手で初のワールドシリーズに出場したのも新庄氏だった。

 その根底には、強烈な負けず嫌いの性分がある。目立つだけで勝たなければ意味がない。目立つ時ほど闘志を燃やす。日本ハム時代は04~05年に5度の「かぶり物」パフォーマンス、06年には球団をあげてのパフォーマンスショーを3度行い、計8戦で6勝1敗1分けという高勝率を誇った。ファンを盛り上げ、試合にも勝つ。片方だけでは満足しない。

 昨年12月に12球団合同トライアウトに参加したのは、49歳で迎える2021年のシーズンに、06年以来15年ぶりに選手として復帰する、という、ありえないプランを実行するためだった。現役復帰こそかなわなかったが、再びユニホームを着た時には、ファンをあっと驚く形で楽しませ、そして貪欲に勝つ、という新庄劇場が繰り広げられるだろう。

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