楽天・島内の先制19号が幻に…リクエストによるリプレー検証で「本塁打→二塁打」になる珍事

[ 2021年9月26日 14:54 ]

パ・リーグ   オリックス―楽天 ( 2021年9月26日    京セラD )

<オ・楽22>4回2死、島内は左越えにソロ本塁打を放ったと思われたがビデオ判定の結果二塁打となる (撮影・奥 調)
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 楽天・島内宏明外野手(31)の“19号ソロ”が二塁打になる珍事があった。0―0の4回2死走者なしで、外角高めの145キロの直球を捉えた打球はきれいな放物線を描いて左翼へ。外野フェンスの最上部に当たってグラウンドに戻ってきたが、三塁塁審は腕を回してホームランと判定した。二塁上で止まっていた島内も、この判定を受けてホームイン。貴重な先制弾にベンチで祝福を受け、先発・田中将大ともグータッチを交わした。

 ところが、直後にオリックスの中嶋監督がリクエストを要求した。リプレー検証の結果、打球はちょうどフェンスの“角”の部分に当たってオーバーフェンスではなかったことが確認されたため、本塁打は取り消されて二塁打に。島内も二塁ベースへと戻り、続く岡嶋は二ゴロに打ち取られたため無得点に終わった。

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