明大・村田、あと1人で初勝利消える

[ 2021年9月26日 16:41 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦第2週最終日2回戦   明大2―2慶大 ( 2021年9月26日    神宮 )

<明大・慶大>9回2死、慶大・北村に代打同点ソロ本塁打を浴び、崩れ落ちる明大・村田(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 明大の村田賢一(2年=春日部共栄)があとアウト1つで神宮初勝利が消えた。5回2死から藤江星河(1年=大阪桐蔭)を救援、1点リードのまま9回も2アウト。しかし代打・北村に右翼席に運ばれマウンドでしゃがみ込んだ。

 「打たれたのはシンカー。2アウト取ったという気持ちの緩み、カウントを有利にしたいというのもありました」村田は打たれたシーンを振り返りながら唇をかんだ。今年2月に右ヒジを手術。春から夏前までリハビリに努めた。前日には同学年の蒔田稔(2年=九州学院)が先に登板し「蒔田に先に登板され気持ちに火が付きました。打たれたけど長いイニング投げられ自信にもなりました」と収穫も口にした。田中武宏監督も「よく投げてくれた。蒔田、村田と戦力になってくれた。引分けに終わったけど、今後が楽しみ。同じ年の堀井(慶大監督)と決着をつけたかったけどね」と下級生の台頭に笑顔を見せていた。

続きを表示

2021年9月26日のニュース