慶大9回2死無走者から代打同点弾 北村謙介リーグ戦初安打がまさか「足が震えていました」

[ 2021年9月26日 16:30 ]

東京六大学野球・第2週第2日   慶大2―2明大 ( 2021年9月26日    神宮 )

<東京六大学野球 明大・慶大>9回2死、代打同点ソロ本塁打を放ち、笑顔でベースを1周する慶大・北村(撮影・木村 揚輔)
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 慶大が土壇場で明大に追いつき、2試合連続の引き分けに持ち込んだ。

 1―2の9回2死で代打・北村謙介(3年・東筑)が打席に入ると、低めのフォークを右翼席へ。リーグ戦初安打が同点ソロになり「普段はバットの芯に当てることを考えている。打った瞬間、最高の感触だった。(ベースを周りながら)興奮して足が震えてました」と振り返った。

 東筑出身の3年生。普段はチームを盛り上げるムードメーカー役を務める。ソフトバンク・中村晃、オリックス・吉田正に憧れる左打者は「当てるのがうまい打者が好き」。高校時代は公式戦で本塁打は1本。大学入学後もオープン戦で1本だったが、神宮で大仕事をやってのけた。

 堀井哲也監督は「良く打った。その一言ですね。まさかホームランとは思わなかった。うちとしては乗っていけるような引き分けだと思う」とねぎらった。

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2021年9月26日のニュース